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2003年2月山陽新幹線の居眠り運転事故でそれまであまり知られていなかった病気の睡眠時無呼吸症候群が一躍有名になりました。
睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気で、十分な睡眠がとれないため、
昼間、強い眠気に襲われたり、居眠りをしてしまうことがあるということです。

睡眠中に呼吸がとまってしまうのは睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群は、注意深く呼吸やいびきを聞いていると、かなり異常のあるなしを確認することができる病気です。
家族がいびきに異常を感じたことがきっかけで診察を受け、睡眠時無呼吸症候群が発見されたということが多くあります。
眠っている本人には、なかなか気づきにくい病気ですが、専門家でなくても、おかしいと気づくことができるという面もあります。
日本人の2000万人以上が習慣的にいびきをかき、そのうちの10%200万人程度が潜在的なSAS患者といわれています。睡眠の障害が呼吸の停止や生命そのものと深く関わっていることを示す一つの例です。

しかし、異常ないびきがすべて睡眠時無呼吸症候群によるものではありません。寝姿勢が正しく保てない寝具で寝ていると、首が前かがみになったようにつぶされて、気道が十分に確保できず、ひどいいびきをすることがあります。
逆に、首が反り返った寝姿勢になっても、やはり気道がつぶれて、激しいいびきをかきます。
寝るときに、枕を当てて、そのとき首が身体に対して、まっすぐになっているか確認してみましょう。
のどが変に押しつぶされていれば、枕の不具合の可能性があります。特に高さが適切か確認してみる必要がありそうです。
枕の高さは、枕そのものの高さを測るだけではありません。頭をのせた状態、しかも一晩中どのような高さになっているかが大切です。つまり、柔らかくて変形する枕は、高さの不具合を生じやすいということになります。
枕の高さが適切で首が身体に対してまっすぐになっていることを確認します。それも寝始めから翌朝まで安定した形を保てる安定性があることを確認します。
よい睡眠のためには、寝具をチェックすることが大切です。