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キルティング

羽毛のかたよりを防ぐ:立体キルト方式

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羽毛布団は、小さな羽毛がたくさん入っています。
綿の布団のように、ぎゅうぎゅうに詰めるのではなく、羽毛が十分に広がるように、ふわーっと入れます。そのため、ある意味で、羽毛が布団の中で踊るような状態になります。
もし、布団の生地が全体で一つの袋状になっているとしたら、羽毛は一か所に寄ってしまい、ある部分には羽毛が集まって、別の場所は布だけということになってしまいます。

羽毛布団の生地はキルト方式で縫われている

羽毛が偏るのを防ぎ、布団全体にバランスよく羽毛があるように、またどの部分も、同じ嵩高になるようにする工夫が必要です。単に袋状の中に羽毛を入れただけでは、羽毛が偏ってしまいます。
そのため、羽毛布団は、キルト方式といって、全体が小さな袋の集まりになるように、縫い目がついています。ダウンジャケットをみると同じようになっているので、わかると思います。

箱状にキルトする

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キルト方式も、単に、羽毛布団は2枚の布を袋に縫うのではなく、2枚の布の間に箱状の仕切りを作って、羽毛を全体にバランスよく入れるようにキルティングします。
羽毛を入れた状態で上下の布を格子状に縫えば、片寄りは防げますが、縫い合わせた部分は羽毛がない状態になってしまいます。
そのため、箱状になるように仕上げるのが、立体キルト方式です。ちょうど箱の中に仕切りを入れたようになります。
よほど薄い夏がけのようなものでなければ、ほとんどの羽毛布団に採用されているキルティングの方法です。表地と裏地の間にマチを作って箱状の空間を作り、そこに羽毛を入れるように工夫しています。
これで縫い目の部分も含めて、布団全体が同じ厚み、同じ羽毛の量、同じ暖かさになるわけです。